真冬の味方！床下エアコンについて① – 中内工務店　奈良で家を建てるなら、新築リフォームなら中内工務店へ

みなさんこんにちは！

奈良市石木町で住宅の新築やリフォーム、
増改築をさせて頂いております、

㈱中内工務店スタッフの初山です😊

先日のブログで床下エアコンについてお話させていただきました。
（内容はこちら→寒波に負けないお家づくりしてみませんか？⛄）

あまりにもあっさりとした内容でしたので、今回は少し掘り下げてお話したいと思います。

まず、『床下エアコン』とは何か？？
普通の室内エアコンはお部屋の中を暖めますが、床下エアコンはお家の基礎の中を暖めるエアコンです。
基礎はお家を支える一番地面に近い部分。
ここが暖まるということは、底冷えが無くなるということになります。
基礎の中を暖めた空気は、吹き出し口から室内へ。

ここでポイントや疑問がいくつか出てきます。

①床下エアコンを採用するには基礎内断熱にする必要がある
②基礎の中の空気が室内に入るけど体に害はない？？
③光熱費は高くならないの？？

1つづつご説明します。
まずは①、基礎は断熱仕様にしないとせっかく床下エアコンで暖めた空気が外に出てしまうんです😅💦
で、その基礎断熱。基礎の断熱は『基礎内断熱』と『基礎外断熱』があります。
なぜ基礎内断熱にしないといけないのか。

答えは【シロアリ被害を防ぐため】です。

一昔前のお家の基礎には、基礎内に湿気をこもらせない様に通気口を設けていました。
築27年の私の実家にも通気口があります。
実はお家に悪影響を及ぼすシロアリは、じめじめとした暖かいところが大好き！！
しかもこのシロアリ、主食は木🌳です。
基礎の中はお家を支える土台があります。この土台は木造住宅なら木製。木製ということは木🌳ですね❕
。。。でも木造建築なら木を使わないといけない。シロアリのえさがある状態。。。
ならばじめじめを防がなければ！ということで、湿気と暖かさがこもらないように昔のお家は通気口を設けていたんですね。

基礎内断熱、基礎外断熱、ともに通気口はありません。
なのになぜ基礎内断熱じゃないといけないのか？

基礎外断熱は、断熱材が基礎の外側にあります。
実はシロアリはこの断熱材を食べながらお家の土台にたどり着いてしまいます💦💦
つまり、ここからは土台を食べ放題！シロアリに食い荒らされてしまいます。。
恐るべきシロアリの悪食。。断熱材なんて絶対美味しくないのに笑

基礎内断熱は断熱材が基礎の内部にありますので、断熱材をたどって基礎の中にシロアリが入ることがありませんので安心です。

ということで
①床下エアコンを採用するには基礎内断熱にする必要がある　はご説明しました。
長くなってしまいましたので②③は初山担当の次回ブログでご説明させていただきますね💦